春日井市如意申町で、大人世代の髪を扱いやすくすることに特化した美容室「結び」です。
前回のブログではエイジング毛になる理由や頭皮ケアについて詳しくまとめました。
今回はその続きとして「エイジング毛とどう付き合っていけばいいのか?」という、より実践的な部分について説明していきます。
このブログでは
- エイジング毛の正しいケア方法
- パサつき・チリつき・うねりへの対処方法
- エイジング毛と縮毛矯正の相性
- エイジング毛の白髪染め・カラーで気をつけたいこと
- 美容室「結び」で行っているエイジング毛への施術
などをまとめています。
30代頃を境に、少しずつ感じる方が増えてくる髪の変化。
「昔より髪がパサつく」
「表面にチリチリした髪が増えた」
「以前より広がるようになった」
「トリートメントをしても昔のようにまとまらない」
そんな変化を感じている方に、正しい向き合い方を知っていただけたらと思います。
なるべく専門用語を使わず、イメージしやすいように説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
エイジング毛の正しいケアとは?30代から気をつけたいこと
まずエイジング毛のケアを考える前に、知っておいてほしいことが3つあります。
- 髪はダメージが蓄積するほど、さらにダメージを受けやすくなる
- 細い髪ほど薬剤や熱などの影響を受けやすい
- パサつきやチリつきは、必ずしも「ダメージだけ」が原因ではない
この3つです。
年齢とともに髪が細くなったり、ハリ・コシが低下したりすると、以前と同じカラーやアイロンをしていても負担を受けやすくなることがあります。
そのためエイジング毛は傷んでからケアするよりもなるべく傷ませないことがとても大切です。
自宅でできるエイジング毛のヘアケア
自宅で気をつけてほしいことは、実は特別なこと以外でもできることがあります。
- シャンプー・トリートメントを髪の状態に合ったケア用のものにする
- 必要に応じて洗い流さないトリートメントも使用する
- 髪を濡れたままにせず、しっかり乾かして寝る
- ブラシや手ぐしを無理に通さない
- ヘアアイロンの温度を必要以上に高くしない
など、基本的なダメージケアを丁寧に行うことが重要です。
若い頃には多少雑に扱っても気にならなかった髪が、年齢とともに少しずつ繊細になっていく。
そんなイメージを持っていただくと分かりやすいと思います。
美容室でのカラーやカットにも注意が必要
サロンでの施術で特に気をつけてほしいのが、
- 必要以上に毛先までカラーを繰り返さない
- 毛先までカラーする場合は、髪の状態に合わせてトリートメンのメニューを行う
- カットで軽くしすぎない
という点です。
特に広がる髪を「量が多いから」と思ってすきすぎてしまうと、短い髪が増えることで余計にまとまりにくくなる場合があります。
エイジング毛の場合は単純に「量を減らせば扱いやすくなる」とは限らないため、美容師さんと相談しながらカットすることがおすすめです。
ここまでをまとめると、
年齢とともにホームケアの重要性は高くなり、カラーやカットでも必要以上に髪へ負担をかけないことが大切
ということになります。
エイジング毛のパサつき・チリつき・うねりは「クセ」が原因の場合も
ここからが今回のブログで特に知っていただきたいポイントになります。
「最近、髪がパサパサする」というと、多くの方が
髪が傷んでいる=トリートメントをしなければ
と考えると思います。
もちろん、ダメージが原因の場合もあります。
しかしエイジング毛の場合、年齢によって髪質そのものが変化し、うねりやクセが増えたことでパサついて見えているケースもあります。
年齢とともに髪の形状や生え方が変化することで、以前は直毛だった方でも少しずつクセを感じるようになることがあります。
くせ毛=クルクルした髪だけではありません
「くせ毛」というと、クルクルとカールした髪を想像する方が多いかもしれません。
しかし実はクセにはさまざまなタイプがあります。
1本1本が細かく波打つような髪だったり
表面がチリついて見えたり
全体が膨張するように広がったりする髪もあります。
そのため、
「クセはないのに最近パサつく」
と思っていたものが、実際には細かなうねりによってツヤが出にくくなっていることもあります。
トリートメントだけではクセそのものは伸ばせない
ここも非常に大切です。
トリートメントは髪の手触りを整えたり、ダメージした髪を扱いやすくしたりするためにはとても有効です。
しかし、髪そのもののクセをストレートにする施術ではありません。
大事なことなので2回書きますよ?
トリートメントのみでクセが伸びることは今現在ではありません。
重めのトリートメントやオイルを使用すると、一時的に広がりやチリつきが落ち着いて見えることはあります。
ただし、重さで髪を抑えすぎると今度はトップがペタッとしてしまい
ヘアスタイルとしてのバランスが悪くなる場合があります。
つまり、
ダメージによるパサつきとクセによってパサついて見える髪は、対処方法を分けて考える必要がある
ということです。
うねりを抑えるならスタイリングか縮毛矯正
クセによるパサつき・チリつきをきれいに見せる方法として、大きく分けると
①毎日のスタイリングで整える
または
②縮毛矯正・ストレート系の施術で髪を整える
という方法があります。
①のスタイリングであれば、
- ドライヤーやブローでクセを伸ばす
- ヘアアイロンを使用する
- ツヤの出やすいスタイリング剤を使用する
などが有効です。
ブローやアイロンによって物理的にクセを整え、スタイリング剤によってツヤを補うことで、エイジング毛特有のパサついた印象を抑えることができます。
毎日の手間はかかりますが、カールスタイルなども含めて髪型の自由度が高いことはメリットです。
一方”結び”では、毎朝のお手入れを楽にしたいほとんどの方には縮毛矯正をおすすめしています。
エイジング毛に縮毛矯正がおすすめな理由
ここまででチリつきを感じる髪はダメージ以外の要因も持っていることはなんとなく
把握できたのかな?と思います。
それも踏まえて縮毛矯正をお勧めする理由としては
- 髪にツヤが出やすい
- 広がりが抑えられる
- 手触りが良くなる
- 毎日のブローやアイロンの手間を減らせる
- 湿気や汗の影響を受けにくくなる
など、メリットが多いためです。
縮毛矯正はツヤが持続しやすい
ブローやアイロンでも髪をきれいに見せることはできます。
しかし汗をかいたり、雨の日に湿度が高くなったりすると、どうしても元のうねりが戻りやすくなります。
縮毛矯正の場合、一度施術した部分は雨が降ろうが湿度が多い日であろうが、ストレートの形状をキープできますし
髪のツヤも1日中ある状態で過せます。
新しく伸びてくる根元のクセの強さや髪型にもよりますが、”結び”では早い人で4ヶ月に一度
多くの人は半年に1度のペースでご来店いただいています。
エイジング毛でも自然なストレートにできる
縮毛矯正というと、
「ピンピンになりそう」
「ボリュームがなくなりそう」
「ショートにはできないのでは?」
と心配される方も多くいらっしゃいます。
しかし、髪の状態に合わせて薬剤やアイロン操作を調整することで、自然な質感を目指すこともできます。
ボブはもちろん、髪質やヘアスタイルによってはショートヘアの方にも縮毛矯正を行っています。

こちらのお客様も40代の方で、パサつきが気になるということで縮毛矯正をさせていただきました。
仕上がりの写真は、アイロンで仕上げたものではなく乾かした状態です。
このように「結び」では、30代〜50代を中心に縮毛矯正を取り入れながら、毎日の手入れが楽なヘアスタイルを楽しんでいただいています。
エイジング毛でも縮毛矯正が向かないケース
もちろん、すべての方に縮毛矯正がおすすめというわけではありません。
例えば、
- ふんわりとしたブロースタイルが好き
- コテで頻繁に巻きたい
- 自分のクセを活かしたヘアスタイルが好き
- カールや動きのあるスタイルを楽しみたい
という方には、必ずしも縮毛矯正が最適とは限りません。
また、施術時間や料金がかかることもデメリットです。
大切なのは、
「パサつくからとりあえずトリートメント」ではなく、なぜパサついて見えているのかを判断して、その原因に合った施術を選ぶこと
だと考えています。
そしてそれをしっかりと判断して提案をしてくれる美容師さんを探すことが
とても大事なことです。
エイジング毛の縮毛矯正が難しい理由|失敗を防ぐために大切なこと
ここからは少し美容師側の話をしていきます。
エイジング毛に縮毛矯正をかける場合、健康な髪とは違った難しさがあります。
例えば、
- 髪が細く、薬剤の影響を受けやすい
- アイロンによる熱の影響も考える必要がある
- 複数のクセが混ざっている場合がある
- 髪が細いため、伸ばし方によってはボリュームがなくなりやすい
といった特徴があります。
エイジング毛は薬剤とアイロンの調整が重要
縮毛矯正は、薬剤を髪に作用させてからアイロンなどを使ってクセを整えていく施術です。
当然、薬剤の作用が弱すぎたり、アイロンによる処理が不十分だったりすれば、クセがきれいに伸びません。
しかし逆に強く作用させすぎると、髪に必要以上の負担がかかったり、不自然にまっすぐになったり、ボリュームがなくなったりする可能性があります。
特にエイジング毛は健康な髪と比べて許容範囲が狭いケースがあるため、髪の状態を見ながら薬剤やアイロン操作を細かく調整する必要があります。
大人世代の縮毛矯正は経験も重要
エイジング毛への理解が不十分な状態で施術すると、
- 必要以上のダメージによってパサついてしまう
- 伸ばしすぎて不自然なストレートになる
- ボリュームがなくなってしまう
- ダメージを恐れるあまりクセを伸ばしきれない
といったことが起こる可能性があります。
美容室はたくさんありますが、実際にはそれぞれのお店によって来店されるお客様の年齢層や得意な技術は異なります。
「結び」では30代〜50代を中心とした大人世代のお客様が多く、エイジング毛への縮毛矯正も数多く担当しています。
その経験をもとに、
「ただまっすぐにする」のではなく、自然で扱いやすい髪にすることを大切にしています。
エイジング毛は白髪染め・カラーのダメージにも注意
エイジング毛と一緒に気になってくるのが「白髪」です。
白髪が増えてくると、どうしてもカラーをする頻度も増えていきます。
しかし、ここまでお伝えしてきたようにエイジング毛は以前より繊細になっていることがあります。
そのため、頻繁に毛先までカラーを繰り返すことには注意が必要です。
白髪染めはリタッチを基本にする
白髪が気になり始めてカラーの回数が増えてきたら、「結び」では基本的に
伸びてきた根元だけを染める「リタッチ」をおすすめしています。
(予約時のメニューの選択では、普通にカラーをチョイスしていただければ大丈夫です。)
毛先の色が大きく変化していないのであれば、毎回毛先まで薬剤をつける必要はありません。
必要な部分だけを染めることで、すでにカラーされている毛先への負担を減らすことができます。
カラーの間隔にも注意する
「毛先に何回もカラーを塗ったらダメージするのはわかった。
なら根本の白髪が生えてきた部分はいいよね?初めて塗るわけだし。
少し伸びたら気になるのよね〜」
なんてお客様も多いのですが頻繁なリタッチもできれば避けていただきたい項目の1つです。
理由としてはカラー剤を頭皮付近に塗布する以上、頭皮への刺激についても考える必要があります。
詳しくは大人世代に迫る「頭皮のエイジング問題」について
こちらのブログを読んでいただきたいのですが
簡単に説明すると頭皮は若い時で1ヶ月、歳を重ねるごとに35、40日と時間をかけて頭皮が生まれ変わります。
この生まれ変わる間に2回も3回も頭皮にカラー剤をつけるとよりエイジングが進みやすくなります。
そうなると生えてくる髪が健康ではなくなるためチリつきがより強くなったり
毛がより細くなったりし、縮毛矯正等でも綺麗にしにくい髪になっていきます。
そのため「結び」では髪や頭皮の状態にもよりますが、基本的には1ヶ月程度は間隔を空けることをおすすめしています。
(できれば5週に1回がベスト)
その間に白髪が気になる場合は、
* 白髪隠しファンデーション
* 白髪隠しマスカラ
など、シャンプーで落とせる一時的な白髪隠しが1番リスクが少ないため
“結び”では使用を推奨しています。
ホームカラーをおすすめしない理由
「結び」では、エイジング毛の方には特にホームカラーをおすすめしていません。
ホームカラーは自分で簡単に染められ、価格も抑えられるという大きなメリットがあります。
その一方で、美容室のように
新しく伸びた根元と、すでにカラーされている毛先で薬剤を細かく使い分けることが難しい
というデメリットがあります。
自分で塗布すると、根元だけを染めているつもりでも、すでに染めている部分にカラー剤が重なってしまうことがあります。
これを繰り返すことで、毛先に負担が蓄積していく可能性があります。
実際に”結び”でも、ホームカラーを繰り返している髪の場合、髪の状態によっては縮毛矯正やパーマの難易度が高くなるため
1度では完璧に綺麗な仕上げにできないケースがあります。
さらに例え縮毛矯正で髪を綺麗にできたとしても、その後もホームカラーを続けると
以前の状態よりもより髪が崩壊し、ひどい状態になるリスクがあります。
ただ、今までホームカラーを続けていたとしてもこれらのことを理解し、
習慣を変えていくと綺麗な髪は作っていけますので
そこはぜひ相談してください。
大人世代の髪を守るために「結び」が白髪染めで大切にしていること
“結び”ではエイジング毛のお客様が多いため、カラーでも単純な「色のきれいさ」だけでなく、
綺麗な色の状態を長くキープできることに重点を置いてカラーに取り組んでいます。
そのために行っているのが、
1. なるべくリタッチで済むように毛先の色を調整する
2. 必要以上に短い間隔でカラーを繰り返さない
3. 根元のカラーでも髪や頭皮への負担に配慮する
4. カラー後に薬剤をしっかり洗浄・処理する
といった取り組みです。
①なるべくリタッチで済むように毛先の色を調整する
先にも書いたように”結び”ではなるべく毛先にカラーを塗らなくてもいい状態。
すなわちカラーをして、次また染めるタイミングが来ても毛先の色が抜けて明るくならない状態を
作っていくように心がけています。
ただ、逆に暗すぎるカラーですとお顔がくすんで見えたり、髪が重く見えるのはもちろんのこと
白髪が生えてきた時にはっきりと明暗つくことで逆に白髪が気になることがあります。
そのため
上記のような明るめの茶色に染め上げ、ここから色が抜けていきにくいような染め方をします。
カラー剤にも抜けやすいカラー、抜けにくいカラーというのがあるのでそこを調整していきます。
(できればその際はトリートメントメニューを追加していただくと、より早く抜けにくい状態を作りやすいのでオススメです。)
白髪の量が増えてきた場合には、その割合に合わせて少しずつ明るさを調整していくこともあります。
また、必要以上に明るくすると黄色味が強くなり、髪質によってはパサついた印象に見えやすくなるため、ツヤがきれいに見える明るさとのバランスも考えています。
②必要以上に短い間隔でカラーを繰り返さない
これは先ほど説明した通りです。
白髪が気になる気持ちはとてもよく分かりますが、カラーは長期間続けていく施術です。
だからこそ、短期間の見た目だけでなく、長期的な髪と頭皮への負担も考えることが大切です。
③根元のカラーでも髪と頭皮への負担に配慮する
毛先をリタッチで守ることができても、白髪を染める以上、根元へのカラーは必要になります。
そのため”結び”では、根元のカラーを行う際にも刺激や負担に配慮した商材を使用しています。
詳しくはこちらでも紹介しています。
新しい取り組み!”結び”のエイジングケアについて
④カラー後の薬剤をしっかり洗浄・処理する
カラーは「染めて終わり」ではありません。
施術後に髪や頭皮へカラー剤を必要以上に残さないための処理も大切です。
“結び”ではマイクロバブルを使用してカラー剤をしっかり洗浄し、その後も髪や頭皮の状態を考えた処理を行っています。
こうした工程は、カラー直後の見た目では大きな違いを感じにくいかもしれません。
しかし白髪染めは何年、何十年と続ける可能性のある施術です。
だからこそ、
今日きれいに染まったか」だけではなく、「これからもきれいな髪でカラーを続けられるか」
という視点を「結び」では大切にしています。
まとめ|エイジング毛は「ケア」と「髪質への対処」を分けて考える
今回は前回の
に続いて、エイジング毛への具体的なケアや美容室での施術についてまとめました。
今回特にお伝えしたかったことは、
- エイジング毛は以前より繊細になっているため、ダメージを増やさないケアが重要
- パサつきやチリつきは、ダメージだけでなく「クセ」が原因の場合もある
- クセによるパサつきには、トリートメントではなくスタイリングや縮毛矯正という選択肢がある
- エイジング毛への縮毛矯正は、髪の状態に合わせた薬剤・アイロン操作が重要
- 白髪染めは毛先まで毎回染めず、リタッチを上手に利用する
- エイジング世代こそ、短期的な仕上がりだけでなく長期的に髪を守ることが大切
ということです。
エイジング毛というと、
「年齢とともに髪が傷んできた」
と思われる方が多いのですが、実際にはそれだけではありません。
ダメージしているのであれば、できるだけダメージを増やさないようにケアする。
髪質そのものが変化してクセが出ているのであれば、そのクセに対して適切な方法で対処する。
この2つを分けて考えることが、エイジング毛を扱いやすくするうえでとても大切です。
美容室も、それぞれ得意としている技術や来店されるお客様の年齢層が違います。
“結び”では30代〜50代を中心とした大人世代のお客様を多く担当し、年齢によって変化していく髪に合わせた縮毛矯正やカラーに取り組んできました。
「昔より髪が扱いにくくなった」
「トリートメントをしているのにパサつく」
「白髪染めも縮毛矯正もしたいけれど、ダメージが心配」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
今の髪だけを見るのではなく、これから先も扱いやすい髪でいられるように、一緒に考えていけたらと思います。
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