こんばんは。”濃いのが好き”平井雄基です。
僕はフリーランス美容師をしているのですが
(フリーランス美容師って何って方はこちら→フリーランス美容師って何? って聞かれて考えた話)
カラーの在庫をなるだけ少なくするため色の濃い薬剤をメインで使っていてそれそれのオススメのカラー剤について書いてきました。
”過去記事”
その中でも特に暖色系のヘアカラーの際は下のリンクのカラー剤
シュワルツコフから出てるイゴラ PYR ロイヤルペンタとい薬剤を大体の確率で混ぜて使っています。
そんな中で これは意外な使いただったけど綺麗に決まったスタイルあったので紹介します。
イゴラPYRを使ったピンクグラデーションスタイル!
まずは染まり上がりから。
今回はまず染まり上がりからご覧ください。
今回はこんな感じで仕上がりました。
綺麗に仕上がったと思います。
今回はこのスタイル。普通のベースから作るのなら難易度もそんなに高くないとは思いますが
ビフォーが少し特殊なベースだったのでそれも紹介しながらレシピを書いていきたいと思います。
ベースの説明
染める前の写真がないという致命傷ですが言葉で説明していきます。
このお客様はだいたい根元から2センチが新生毛。
そこから1/3までがワンブリーチされててオレンジ色のベース。
ここまでだったらよくあるベースなんですが、そこから毛先までが2ブリーチ。
そこにカラーバターの残留で桜色のような薄ピンクが残っていました。
オーダーとしては「なるだけ単色に、鮮やかにピンクを出して欲しい。」とのこと。
このカラーのポイント
まず何と言ってもブリーチの回数の差による”鮮やかさの差が出やすい”状態
ってことと
カラーバターが残留している
って所ですね。
まず上の鮮やかさの差に関してはカウンセリング時に「少し上の方が暗くなって先に行くほど明るくなっていきますがよろしいですか?」と許可を得て、なるだけ上の方は濃い色を入れさせてもらえるようにお願いしました。
問題は下でした。
いろいろ考えたんですが結局レシピはこうです。
レシピ
まず根本は2センチ弱だったので濃い色入れれば染まりやすいため馴染むと踏んで他ので考えに入れず
ブリーチ1回部と2回部で2種類の薬を作りました。
根元〜ブリーチ1回目までを
Throw V6 V8 ナプラ ベリーピンク6 アディクシーアメジスト7 イゴラ を
2:2:2:1:20% のオキシを6%
毛先をV8にイゴラを0.5% オキシを4、5%
で染めました。
上はまぁそれぞれ考え方があると思いますが、アメジストがまろやかなベースを作り他の剤が色を出してくれる。ってイメージですが毛先ですよね。
めちゃくちゃシンプルに行きました。
”色が濃い”という特徴をフルに使う
今回のカラーは毛先の鮮やかさに合わせるために上の方に、色が濃いカラー(今回で言うPYR)を使うことでなるだけ統一して見えるカラーにしました。
グラデーションカラーや1度ブリーチして「傷むからもうやめる」
ってことで根元の方と毛先でブリーチあるなしの差があるベースって結構あるあるだと思います。
そのような時昔だったら毛先の方にブラウンを足して、ブリーチ特有の鮮やかさをなくして揃える。
といのが一般的だったんですが、最近はこのように色が濃くて鮮やかな色を出しやすくなったので
以外と綺麗な色を捨てなくても色味を揃えられるようになりました。
が、これの条件としては少し暗くなっても良いというのが条件で出なければ色の感じを統一するのは難しいです。
まとめ
今回はPYRを活用したヘアスタイルの紹介でした。
個人的には 濃いカラーをベースに状況に合わせて薄めて使う というカラーのやり方が考えやすく
そのためこのようなイゴラ PYR ペンタ のようなカラーはとても使いやすいカラーになっております。
が、先も述べたように 明るさを少し我慢する のような全ていいとこ取りのカラーっていうのはなかなか難しかったりするのでしっかりした相談、カウンセリング。
時にはその場の我慢が必要な場合もあるので是非LINE等で事前カウンセリングをしてもらえると
美容院に来て
「え、無理なの・・・」
なんて事件を防げると思いますので是非迷った際はご連絡ください。
今回使ったヘアカラーの関連記事↓
最強の暖色系 シュワルツコフ イゴラ PYR ペンタ の使い方、コツまとめてみた。
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