こんばんは。趣味ブログ発動の平井雄基です。
今回は僕の好きな音楽HIP HOP
この決して万人受けはしていないジャンルの音楽の良さを僕なりに書いていけたらなと感じたので
書いていこうと思います。
なんでこんなん書こうと思ったかというと
https://www.youtube.com/watch?v=6F2AgorFhOM
こんな動画をユーチューブを漁っていたら発見したからなんですね。
kick the can crewの復活
わからない方のためにも読み方は「キック ザ カン クルー」です。
僕がラップを聞き出したきっかけはキックでもなく。はたまたKREVAでもなく
まさかのリップスライムがきっかけでした。
1番有名だと思われり楽曲”楽園ベイべー”を高校3年生の時友人の紹介で聞き
そこから魅了され今でもアイポッドの中に130曲ほど入っているほどハマりました。
ちなみにこのリップスライムやキックなどのhip hop は僕たちよりも5〜8個上。
今30代前半〜中盤の方々が学生の時に1番流行っていて僕たちの時はどちらかというと
メロコアブーム って感じでした。
今はやりのRAD WIMPSやBUMPなどを筆頭にワンオクなんかも流行り始めてる最中ひたすらラップに首揺らす高校生でした。
KREVA そしてヒップホップとの出会い
そんな首揺らしながリップスライムを聞いていたわけですが当時は
リップスライム=ヒップホップ
なんて構図は理解しておらず本当1アーティストとして好きだっただけで他のラップなんてものを聞いていないし
何が他の音楽と違うかなんか理解していませんでした。
そんな最中卒業し美容師になった頃に今でもマイメン(ラッパーがよく言う。まぁ親友的なものを表現する言葉)の光太郎
赤いチェックシャツの男
彼から紹介されたKREVA。
彼のヒット作の1つ”イッサイガッサイ”というこれまた夏の曲に魅了され次はKREVAの楽曲を漁り始めました。
もちろん彼も100曲以上入ってるはず。
ただリップスライムの時と違った点は光太郎氏は以上なほどのKREVAへの愛があったことでした。
KREVAやリップスライムの共通点
なんか女子ってHIP HOP嫌いな子多くないですか?
「ただ喋ってるようにしか聞こえない」とか
「不良とかヤンキーみたい」
みたいな。
これ聞いて な〜に言ってんだこいつら と思っていたんですが
当時光太郎氏と毎週のように遊んでいた中でHIP HOPとはなんぞやというレクチャーを受けました。
それを聞いた時に、ただ何気なくリップスライムやKREVAを聞いていた僕は衝撃を受けました。
「何…ラップとそんな深く考えられて作られてんの?!」
まず少し余談なんですが前途したリップスライム、キック。あともう1つにDragon Ash
この3アーティストは ヒップホップをメジャーに押し上げたアーティスト とされており
2000年代あたりで大ヒットしました。
おそらくそれぞれのアーティストの売れた曲を聴くと僕の世代までの大体の人なら「あぁ!これ歌ってる人なんだ」となるくらいかなりのヒットを飛ばしてたみたいです。
その理由としてやはり 聞きやすいラップ っていうのが1つ理由だと思われます。
(ただそれゆえコアなラップファンからは嫌われてました。あるあるですね)
聞きやすいラップってどんなの?となるんですが先に書いておくと
”ちゃんと曲として聞こえるラップ”=”話してるように聞こえないラップ”だと思います。
ここから共通点の話なんですが、ラップの後ろで流れてる作曲されたメロディーってのは当たり前っちゃ当たり前なんですが、同じ音の繰り返しで1曲が出来上がっています。
これなんて特にわかりやすい楽曲でどの曲も同じ音が15〜30秒の間にループします。
それにサビに入る前とかにアクセントの音を追加してまたループさせる。
みたいな感じで1曲が完成されます。
この曲を聞いた後にこちらを聞いてみてください
こちらは 般若 という今でこそかなりグイッと一般の人にも認知されてきているラッパーなんですが
昔はコアなラップ好きな方か、やっちゃった というネタ曲を知ってる方くらいしか知らないラッパーです。
そんな彼の1曲。歌詞の内容のことはは置いといて、おそらくですが話してるだけのように聞こえませんか?
フロウといういわゆる声を楽器にする技術
話してるように聞こえないようにするためには工夫があって、それをフロウと言います。
調べると 言葉の言い回し みたいな感じで出てくるのですが個人的解釈ですが
リズムが単調な分、言葉の言い方などに抑揚やリズム感。
時に yo- などの間を作ったりすることで単調な音楽に音を足す技術のことをフロウというイメージで捉えています。
僕がラッパーに感じるのは 声も楽器の1つ ってイメージです。
その楽器の種類がラッパーの違い。というイメージでそれがリップスライムやKREVAは聴きやすく受けがよく、後の般若などのタイプは万人受けはしないがコアな層のハートはぐっと掴むぜ。
みたいなそんな感じで捉えて貰えばOKだと思います。
(ちなみに今の僕は般若も大好きですよ。
彼には彼の良さがあります。)
また機会があれば紹介したいけどここまで書いてこのブログに誰に反響あるんだよと心配になってきました。
続けます。
実は最近HIP HOPはまたブームがきている
フリースタイルダンジョンという番組があって内容等は割愛しますが、それをきっかけにまたブームがきています。
ですがこちらに出ているラッパーはいわゆる 話してる系ラップ を歌う方々が多いです。
是非調べて聞いてみて欲しいのですが先ほど挙げた般若から始まり 漢 若いラッパーのT-pablow等
KREVAなどを聞いた後に聞くとどうしても話してる風に聞こえると思います。
それくらい彼らの フロウ の技術は卓越してて、あえてジャンル分けをして”より曲として聞こえる”というものがあったらやはり彼らはかなりレベルが高いです。
そんなことを1番最初の動画 10balls +2 をライブバージョンで聞いて改めて思いました。
余談ですが逆にラップで大事なものの1つに メッセージ性 ってもあってそれらに関して般若や漢はすごい上手だしファンの心をぐっと掴むものがあるのかと思います。
比べるもんじゃないってことですね。
さらにもう1つ加えて 韻をふむ というルール
終わりそうで終わりません笑
さらにもう1つ喋ってるように聞こえる曲に仕上がる理由として(これは空想)韻をふむっていうのがラップにあります。
韻をふむとはなんぞやの詳しいことは是非ググって欲しいのですが、簡単に説明すると
言葉の終わりの語尾の母音を合わせること
です。
先の2曲めの 一人じゃないよ の歌詞を参考に
一人でできた
まるでてじな
言葉 音が まるでメディア
っていうフレーズが最初の方にあるんですが
できた→dekita
てじな→tezina
メディア→dedhia
とあって母音がそれぞれあってるのがわかりますよね?
これを曲のいたるところに忍ばしてるのが韻をふむってことでラップの面白さだと僕は思います。
これを一定の音の中に組み込むので、どうしても文字数があってしまったり
韻の踏みどころで言葉の切れ目になったりして一定のリズムになり
結果話してるように聞こえたりラップ独特の曲調に聞こえるのかと思います。
それをフロウだったり言葉のボキャブラリの多さで文字数をずらしたり切れ目を自然にするのが
KREVAやリップスライムはうまいので万人受けするんだと思われます。
しかも何って言葉が自然でしっかり意味が繋がっているのでより曲に近くなります。
下手なラップは変に踏もうとしすぎていて意味不明な曲とかもあります。
意味も自然に。なおかつ言葉数(R指定というラッパーがやっていたのは 近藤春菜 と 温厚な豚 7文字全部韻を踏んでるし意味も何となくつながる笑)多く踏めるのがこの韻を踏むのが上手ってことなのですが
KREVAやキックの方はこれがすごい上手です。
リップスライムはより自然感重視でモノによって韻が弱いものもあったりします。
考えながら聞ける面白さと深さ
音楽に求めるものって様々だと思うんですが僕はあらゆるものに対して
作り込んでいるものにすごい惹かれます。
それがすごいわかりやすいのがこの ラップ というジャンルで
自分で考察しながら 「ほ〜!!ここすごいうまいやんけ!」なんて思いながら聞けるのもラップの楽しさなのかなと思います。
他にもトラック(メロディー)についてやそれぞれのラッパの面白さ
なんてのもあるのですがあまりに長すぎるのでここまでにします。
まとめ
ラップ嫌いな人が理屈を知って好きになってくれる人が多くなるといいなと思って書きました。
もう美容のこと全く関係ないですね笑
ただラップは途中でも書いたんですが メッセージ性 が強い曲が多くそれぞれ自分の人生経験に通じた曲ってのが多く”人間臭いナンバー”ってのが多くてそれが自分の仕事だったり人生観に繋がったりするものがあるので
僕という人間をこのブログで通じて知ってもらうなら1つは書いてもいいだろうと思って紹介しました。
プライベートでちょいちょいいうわけわからんフレーズは結構ラップから持ってきてることが多いです笑
ぜひみんなラップを聴いてそのフレーズを聞いて 「出たよそれ!」みたいな反応になってくれることを期待しています笑
ちなみに。
最初の曲 10balls+2は男の金○の曲です笑
5人のメンズラッパー(5×2個)+1dJ(2個)
このDJとラッパーを分けて書くのもラッパー。はたまたキックに多い表現なので要チェックです笑
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